軟式野球に革命を起こした初代ビヨンドマックス登場から約10年。
多くのモデルチェンジを繰り返し進化し続けて、遂に史上最高傑作と称されるバットが世に放たれた。
その名もビヨンドマックスレガシー。
この怪物バットを知らずして、今日の軟式野球を語る事なかれ。
その打球速度に驚愕せよ!
その飛距離に感動せよ!!
異次元の飛距離を体感せよ!!!
こんにちは。冒頭は少し熱くなってしまいました。以前は空気で飛ばすバット「レガートゼロ」をご紹介しましたが、今回は「レガートゼロ」と並び"飛び過ぎる"と話題のミズノ製「ビヨンドマックスレガシー」をご紹介します。
レガートゼロも気になる方は以下をクリック!!
ビヨンドマックスレガシー、ホントに凄いんです。
ミズノさんの公式HPでは"自分史上最高の飛びを感じろ"と表現されています。
これまでのビヨンドマックスと何が違うのか?
どのくらい飛距離アップするのか?
ごちゃごちゃ書くよりもまずはミズノさん作成の動画をご覧下さい。
ビヨンドマックスレガシー SPEC
まずはバットのスペックを簡単にご紹介します。
商品名 | ビヨンドマックスレガシー(BEYOND MAX LEGACY) |
メーカー 小売価格 |
¥49,500 |
サイズ 重量 |
☆トップバランス(ロングヒッター向け) 長さ:83cm/重量:710g 長さ:84cm/重量:720g 長さ:85cm/重量:730g☆ミドルバランス(アベレージヒッター向け) 長さ:83cm/重量:720g 長さ:84cm/重量:730g 長さ:85cm/重量:740g |
バランス | トップバランス/ミドルバランス ※2ラインナップ |
カラー | ブラック×ゴールド(トップバランス) ブラック×レッド(ミドルバランス) |
その他 | J.S.B.B.対応 |
旧ビヨンドマックスからの改良点と飛距離アップの目安
軟式野球業界で初めてウレタン素材を適用したことは周知の通りですね。
当時は軽くて硬いバットが反発力を生むと思い込んでいたので、初代ビヨンドマックスが発売された当時、打撃部分(バットの芯付近)が柔らかいウレタン素材なのが衝撃的だったことを記憶しています。
その後何度も改良を重ね、そして2022年現在ビヨンドマックスレガシーが過去最高の飛距離を生み出しています。
今後も次々と改良されていくのでしょうね。
ミズノさんは、以下の2点がこれまでと違っていると公表しています。
・ウレタン素材を改良
ミズノさんHPでは直近の製品で比率を割り出していますね。
メガキング(3世代前) | ギガキング(2世代前) | 約2.3%up |
ギガキング(2世代前) | ギガキング02(1世代前) | 約2.2%up |
ギガキング02(1世代前) | レガシー | 約7.0%up |
今回の改良で大幅に飛距離アップしていることがおわかりになると思います。
ビヨンドマックスレガシーの評価
では実際にビヨンドマックスレガシーを使ってみての評価を⭐️で表現してみました。(最大5つ星)
以下の表の評価は、トップバランス(84cm/720g)を使用したものです。
No. | 評価項目 | 評価 |
1 | 操作性(振り易さ) | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
2 | 飛距離(打球の初速) | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
3. | 打感 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
4. | デザイン | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
5. | 耐久性 | ⭐️⭐️⭐️ |
操作性(振り抜き易さ)
まず最初に思った感想は、ヘッドがよく走る。振り抜きやすい。と感じました。
重さは720gなのですが、実際に振ってみるともう少し軽い感じがします。
個人的には⭐️5つでも良いと感じましたが、人によってスイングが異なるので、もしかしたら振りにくい・重いと感じる方もいるかもしれません。
飛距離
飛びます。
5段階評価なので⭐️5つとしましたが、プラス1つ2つくらい⭐️を上乗せしても良いかなとも思います。
トスバッティングやハーフバッティングでも打球の速さを実感できると思います。
なのでホームランや長打が増えることは間違いないと思います。
これまでもうひと延び足りずフライだった外野への飛球が外野オーバーの長打に、内野ゴロだった打球が内野手の間を抜けたり、強襲ヒットとなる打球も増えるのではないでしょうか。
打球の初速が早いのでエラーも多少なりとも期待できそうです。
他のバットと比べて70〜80%くらいの力感で振ってもスタンドまで届くのではないかというくらい良く飛ぶバットだと思います。
打感
ウレタンの厚みが増したという事ですが、打った感触は「固い」感じがします。
打感は人それぞれなのでひとまず⭐️4つと評価しました。
私はかなり好きな感触です。
デザイン
見ての通り、黒1色をベースにロゴが入っているだけの超シンプルなデザインです。
派手さは一切なく万人受けするデザインではないかと思いますので⭐️4つとしました。
カラフルなデザインや個性的なデザインを好む人は物足りないかもしれませんね。
グリップテープを変えて個性を出しても良いかもしれませんね。
耐久性
ウレタン素材ですので半永久的なものではありません。
〇〇年経ったからといって使用できなくなるものではなく、徐々に劣化していくものなので、耐久性が長い/短いと感じるのは個人の感覚なのかなと思います。
メーカーも寿命は〇〇年とは公表してないので、飛距離が明らかに落ちた、飛ばなくなったと感じたらそれがあなたにとっての寿命ということになるでしょう。
総合評価
世間で話題になっていることや爆売れしていることを考えるとやはり非常に優れたバットであることは間違いありません。
飛距離も間違いなくトップクラスです。(対抗はアシックスのレガートゼロくらいでしょう)
ホームランを打ちたい方、長打を増やしたい方、ヒット数を増やしたい方は是非ともご購入を検討下さい。
まとめ
ビヨンドマックスシリーズ過去最高傑作とも言えるバットです。
初速が早く打球が早いので内野手の間を抜ける打球や強襲ヒットが増えると思われます。打球が早いのでエラーも期待出来るのではないでしょうか。
外野への飛球が落ちて来ず、打球が延びて行くので必然的に長打も増えることになるでしょう。
まさに内野手・外野手泣かせのバットと言えるかと思います。
打席に立った打者がシンプルな黒いバットを持っていたら、野手は要注意です。
以下、評価表を再掲します。
No. | 評価項目 | 評価 |
1 | 操作性(振り易さ) | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
2 | 飛距離(打球の初速) | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
3. | 打感 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
4. | デザイン | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
5. | 耐久性 | ⭐️⭐️⭐️ |
価格がかなり高いので個人での購入が困難な場合は、チームやチームメンバーで共同購入するのもありかと思います。
チームに1本は絶対に1本は欲しいバットです。
以上
MIZUNO ミズノ 軟式用ビヨンドマックスレガシートップ(FRP製/84cm/平均720g) 軟式金属バット 1CJBR19084-1450(ネイビー×ゴールド) 2023年秋冬モデル!!
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