こんにちは。
このところ仕事が忙しくて新しい記事を全然書けてませんでした😅
久しぶりに挙げたテーマは「投手の一塁ベースカバー」に関する内容です。
草野球では投手が一塁ベースカバーを忘れたり一塁手との連携が上手く行かず、せっかく打ち取っているにも関わらず無駄なランナーを出してしまうことも珍しくないのではないでしょうか?
プロ野球のキャンプでも良く目にする練習ですが、草野球チームではノック(捕る・送球する)はしてもなかなか連携プレーまでは行えないのが実情ではないでしょうか?
特に一塁ベースカバーは後回しにされがちな練習の一つかと思います。
この記事では、投手の一塁ベースカバーについて注意すべきポイントについてご認識頂ければ幸いです。
一塁ベースカバーで良くある失敗例
一塁ベースカバーの注意点を語るにあたり、まずはどの様な失敗例があるのか確認しておきたいと思います。
一塁手がボールを捕球した前提での話です。
失敗例が起きる原因と対策
それでは前の章で挙げた4つのそれぞれの失敗例について主な原因を分析してみましょう。
投手が一塁ベースカバーに入っていない・打者走者の方が一塁到達が早い
【原因】
・投手がベースカバーに入ることを知らなかった!!
・投手がベースカバーを忘れていた!
・投手のベースカバーが遅れた
【対策】
投手がベースカバーに入ることを知らない場合ですが、これは投手の野手としての役割をまずは理解してもらう必要がありますね。
一塁方向に打球が飛んだらベースカバーに入ることを教えてあげましょう。
投手がベースカバーに入ることを忘れていた・遅れた場合ですが、これは反復練習で身体で覚える事をお勧めします。
特にベースカバーに遅れるケースにおいては、頭では理解しているものの、一塁方向に打球が飛んだ時に「一塁にベースカバーに入らなければならない」と考えて(判断して)から行動に移してるようであれば出遅れてしまうことがあります。
何度も繰り返しノックを受けて、一塁方向に打球が飛ぶと反射的に動けるようになるまで練習を重ねましょう。
一度の練習だけだと忘れてしまうので、定期的に練習することが望ましいです。
もし練習する時間が全く取れない方は、一塁方向に打球が飛ぶと「常にベースカバーに入るんだ」ということを意識しておくだけでも良いと思います。
一塁手が悪送球
【原因】
・投手が捕れる範囲に投げることができなかった(単純に送球ミス)
・投手は捕球できたが、ベースタッチが困難な位置だった(ジャンプしないと捕れない、足下付近のショートバウンドやハーフバウンド)
【対策】
送球ミスの場合ですが、一塁手が普段から送球ミスが多い選手なのか、一過性(たまたま)ミスをしてしまったのかで対応が変わります。
普段から送球ミスが多い選手は、根本的に送球の精度を上げる為の対策が必要です。(この記事では送球ミスの改善方法についての詳細は取り上げません)
逆に普段は送球ミスが少ない選手の場合、これは別段特別な対策は不要かと思います。
投手の捕球ミス
【原因】
・一塁ベースタッチに気を取られボールから目を切ってしまった
・打者走者とぶつかってしまった
【対策】
ボールから目を切ってしまう場合ですが、できる限り捕球とベースタッチが別タイミングとなるようにすべきです。
同時に2つのことを行おうとすればミスが出やすくなるのは必然と考えます。
仮に捕球出来たとしても、ベースタッチが空振りしてしまうこともよくある話です。
①ボールを捕球する▶︎▶︎②ベースを踏む
一塁手からの送球を捕球する位置は、一塁ベースの手前になるように一塁手との連携プレーを精度を練習する必要があると思います。
打者とぶつかってしまう場合ですが、これはベースカバーに入る投手のラインどりに問題があります。
マウンドから一塁ベースに向かって最短距離(一直線)でベースカバーに入ってしまうと、その勢いでファールラインの外に出てしまう為、打者走者とぶつかってしまう恐れがあります。
少し遠回りにはなりますが、一塁ベースを駆け抜ける直前にファールラインと並行になるような走路をとるのが理想的です。
これも反復練習が必要ですね。
1つコツを言うなれば、一塁ベースカバーに入るまでに一塁手とアイコンタクト(目を合わせる👀)するとタイミングを合わせ易いです。
加えて投手が自分が捕り易い位置にグラブを構えてあげると更に送球-捕球ミスが減るのではないかと思います。
まとめ
一塁ベースカバーで注意すべき事をおさらいしたいと思います。
2.投手がボールを捕球するタイミングと一塁ベース踏むタイミングを分ける(ボールを捕るのが先)
3.投手のベースカバーに入る走路は一塁ベース手前からファールラインと並行に走る
4.身体が反射的に動くようになるまで反復練習を行う(最後は練習が必要)
5.一塁ベースに入るまでに投手は一塁手とアイコンタクトし、捕球位置にグラブを構える。
一塁ベースカバーは一塁手と投手の連携プレーの一つですので、頭で理解して直ぐに効果がでるものではありません。
一塁方面の打球が飛んだ時に頭でベースカバーに入るんだと考えて行動に移すのではなく、反射的に身体が動くようになるまで反復練習することがやはり大切です。
以上
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