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三振が少ない投手必見!!三振が取れる変化球を投げる為に必要な2つの事とは?

5.投手編
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変化球の変化が大きいのによく打たれてしまう投手。

変化球の変化が大きいのに打者を追い込んでから際どいコースに投げても簡単にカットされる(ファールで逃げられる)投手。

変化球の変化が大きいのにストライクからボールに変化する釣り球を簡単に見逃される投手。

これらに身に覚えがある方。
これらを改善したいという方は是非最後まで読んでもらいたい内容となっています。

出来るだけ打者に近い位置で変化し始める変化球を身に付けて、ダルビッシュ投手や千賀投手のような三振が取れる投手になろう!

※動画後半の「カッター」や「スライダー」がイメージし易いと思います。

変化球がなぜ簡単に見極められるのか?

原因は単純です。

変化し始めるのが早いからです。

例え変化の幅が大きかったとしても、変化し始めるのが早ければ、打者はボールの軌道を推測する事ができ、ストライクかボールの見極めが出来ます。

スイングを始動する前に変化始めると、釣られて手を出してしまうこともないでしょう。

なぜ変化し始めるのが早いのか?

理論上の理由は色々とあると思いますが、過去の実体験として最も思い当たるところは、

スピード(球速)

です。

みなさんも思い出してみて下さい。

キャッチボールの時やバッティング練習の時に短い距離で変化球を投げたことはありませんか?

マウンドからホームベース迄の距離よりも短くても変化しますよね?

短い距離でも変化させようとして、無意識にスピードを落としてませんか?

短い距離で目一杯腕を振って投げようとはしていないと思います。

ここに大きなヒントがあります。

試合でも大きく変化する変化球を投げたい・投げようと意識していませんか?

その結果無意識に自分が思い描く変化の大きさを求めて自然と球速をセーブしてしまっている可能性があります。

対処方法(練習方法)

変化球がより打者の近くで変化するようにする為の方法をお伝えします。

私自身が変化量の大きな変化球を投げていたのですが、レベルの高いチームと対戦した場合に、いとも簡単に”見逃される”、”痛打される”ことがあった為、根本的に変化球の質を変えようと取り組んだ内容です。

この結果を出すために実際にやったことは以下の2つです。

意識改革

変化量が大きい=良い変化球をいう認識をを捨てる勇気が必要です。

例え変化量が小さくても打者の手元で変化し始めることが重要だという意識改革が必要です。

大きく変化するが際どいコースを見極められたり安打を許す場合、言い換えると打者からすると難しい球(三振する様な球)ではないということ。

大きく変化するのは早く変化するということ。
早く変化すると打者はスイング始動前に変化の軌道を見極めているということです。

従って、例え変化自体が小さくなっても、打者がスイングを開始するまで変化を遅らせることができれば、"空振り"や"バットの芯を外す"ことが出来るようになります。

まずは意識改革からスタートして下さい。

長めの距離で投球練習

短い距離で変化球を投げると早く変化する投球動作の癖が付いてしまいます。

反対に長い距離で変化球を投げる練習をする事で変化を遅らせる投球動作を自然と身に付ける事が出来るようになります。

距離はだいたい20~25mくらいで良いと思います。

長い距離で変化球を投げる為には、しっかりと腕を振る必要があります。

簡単なように思いますが、意外と結構難しいです。
なかなか思う様な軌道で変化をさせるのが出来なかったな😛

直ぐに出来る人は凄いです。
ぜひお試し下さい。

ご参考(取り組み前後の成績比較)

以下の成績は2020年に上記の取り組みを実施する前後の成績を比較したものです。

左側が取組み前(2020年1月〜8月)  ⇒ 奪三振率=4.74
右側が取組み後(2020年9月〜12月)⇒ 奪三振率=7.27

ヒロ吉
ヒロ吉

実証期間に差がありますが、実際に効果が見え始めたのが9月頃であった為、ご了承下さい。

<成果>

 

1試合(=9回換算)辺り何個の三振を奪えるかを表した数値(=奪三振率)が大幅UPしていることがわかります。

まだまだ道半ばですので、来シーズンは更に精度を上げるよう練習を続けようと思います。

まとめ

如何でしたでしょうか?

これまでずっと変化球は変化の大きさを求めてきたのですが、昨今はブログやYouTubeなど様々な媒体を通じて沢山の情報を容易に入手できる時代になりなりました。

それがきっかけでこの年齢(オーバー40歳)になってもまだ進化を続けることができています。

<変化球の変化を遅らせる方法>

1.意識改革(変化の大きさは捨てよ!変化を遅らせることが大切)
2.長めの距離(20mくらい)でしっかりと腕を振って変化球を投げ込む

私の持論として、
質の良い変化球とは変化の大きさではなく、打者目線で見た場合により打ち難い変化をするものだということに気付きました。

打者が打ち難い変化球とは、打者のより近くで変化し始めるもの。
如何に打者にストレートだと思わせておき、スイングを開始すると変化し始めるような変化球を投げれるかが、多くの三振を取れる投手かそうでないかの大きな差になると思います。

全ての人が今回ご紹介した方法で良い結果が出るかどうかはわかりませんが、少なくとも私自身はこの方法でしっかりと結果を残すことができましたので、やってみる価値は十分にあると思います。

以上

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