今回は野球の攻撃の出発点とも言える出塁について述べたいと思います。
また其々の出塁方法でどの様な事をすれば、少しでも出塁率を上げる事が出来るのか考えてみたいと思います。
この記事は試合で直ぐに実践出来る(使える)事を意識した内容を記載します。
ヒット(長打含む)
しかしながら、ヒットを打つ為に万全の準備が出来ていればどうでしょうか?
準備が整っていることでミスを最小限に抑える事が出来たとしたら、多少は打率が上がるかもしれません。
ここでは自分の技量、例えば打率2割そこそこの人や3割以上打てる人などバッティングの技量に関係なく全ての人がほんのすこしだけ打率が上がるかもしれないコツについて述べたいと思います。
打席に立つ前の準備
バット選び
いくら優秀な人でも必ずしも毎回同じコンディションで試合に臨める訳ではありません。
試合当日のコンディションによって一番振り易いバットが異なる時があります。その日に最も適したバットを見極める為に複数のバットで素振りをすることが重要だと考えます。
その中で最も振りやすいと感じるバットこそ、その日に最も自分に適したバットということが言えると思います。
バッティングとはほんの少しの事で良い結果にも悪い結果にも繋がります。
良い結果に結び付ける為にちょっとした準備を是非行って頂きたいと思います。
因みに私の場合は、自分がその日に「最も振り易いバットを選んだんだ」と思い込む事で余計な疑念が無くなり、バッティングに集中することができます。一種の自己暗示みたいな事でしょうか。
目の体操
もしそうだとすると非常に勿体ない事をしています。
考えてもみてください。打者は相手投手が投げたあらゆる種類のボールを1秒も経たない内に捉えなければなりません。
これを眠気まなこかパッチリとした目のどちらがボールを捉える可能性が高いのか?
当然後者です。打者としてボールを見ることも、守備でボールを見ることも両方共に非常に重要なことです。
では、どうすれば良いのか?
私はウォーミングアップ前やウォーミングアップ中に非常に簡単な目の体操をしています。
方法は以下のリンクに纏めていますので、知りたい人はリンクをクリックしてください。
セーフティバント
相手の守備位置を確認する
セーフティーバントに対して無警戒で後ろの方に守っている場合は成功率が上がり易くなります。
必ず守備位置を確認する習慣を付けておくと良いです。
サードの肩の強さを試合前に確認
私の経験上、やはり一塁側よりも三塁側の方が成功率が高いです。
各イニングに入る前の練習の時に、サードの肩の強さを確認しておきます。
もしサードの肩が弱ければそれだけで成功率は上がるでしょう!!
バッターボックスの一番後ろに立つ
もしバッターボックスの前に立っていたならば、キャッチャーゴロになる可能性のある失敗バントが、バッターボックスの後ろに立つ事で単なるファールボールとなります。
ライン側を狙う
出来るだけライン側を狙いましょう。
下手にフェアゾーンに転がすよりはファールにするつもりぐらいの気持ちでOKです。
ライン側ギリギリに転がして、セーフになるかファールにして次のチャンスに繋げるかのどちらかであれば確率は上がるとおもいます。
ファールにするくらいの気持ちで丁度ライン側に転がったりするよ!
四球
選球眼を鍛えるのが一番ですが、これは試合経験を重ねるしかありません。
フェアゾーンに打球を飛ばすこと無く、難しいコースをファールで逃げることが出来れば、次にチャンスが生まれます。
ボール球を見極めるスキルも大事だよ!
死球
なぜか死球が多い打者が居るんだよね。
相手守備のエラー
それは一塁まで全力疾走することに尽きます。
野手が捕球するまでにどれだけ一塁ベースに近づくことが出来るかが勝負のカギです。
インターフェア(打撃妨害)
が、正直これを狙うのはお勧め出来ないというのが私の意見です。
一番後ろに立ち後ろ足近辺をボールが通過するタイミングでアウトサイドインのスイングをすれば確率は高くなる。
とは思いますが、これを実施することによるインターフェアの成功確率と自分のスイングが崩れる恐れがあるリスクを天秤に掛けた場合、狙うべきではないとうのが私の見解です。
まとめ
以上が出塁率を高める方法です。
どれも確実な方法というものはなく、ほんの少しだけ成功寄りに近づけたり、失敗を回避することで次にチャンスを繋げるということをご承知おき頂いた上で、是非お試し下さい。
良い結果が出ることをお祈り申し上げます。
以上
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