新型コロナウイルス感染者増加に伴う緊急事態宣言下の草野球実施

ご挨拶
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こんにちは。

2021年4月下旬に東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に3度目となる緊急事態宣言が発表されました。

昨年よりも感染力と重症化率が高い「変異株」に置き換わって来ている。とされているだけあって、直前のマンボウ(蔓延防止措置)発令の甲斐なく感染者数が高い水準を推移した結果、人の移動が多くなるゴールデンウィーク前に更なる強制力を持った緊急事態宣言発令に至ったのでしょう。

・このような状況下で草野球をやっても良いものか?

・自粛すべきでは?

など、様々な意見が飛び交っていると思いますが、私自身の個人的な見解を述べたいと思います。

賛否両論あると思いますが、最後までご一読頂けると幸いです。

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新型コロナウイルス新規感染者数の推移

それでは、現在日本全体でどのくらいの人が新型コロナウイルスに感染しているのか新規感染者数の推移を見てみましょう。《厚生労働省調べ》

新型コロナウイルス感染症の国内発生状況等について

緊急事態宣言が発令された2021/4/25時点で1日当たり約5,000人もの人が新規感染しています。

特定の都府県限定ですが、ゴールデンウィーク前に緊急事態宣言を出すのも納得の推移となってますね。

強い措置を取った成果が出る事を心から祈るばかりです。

こんな状態でオリンピックは開催されるのでしょうかね?

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濃厚接触者の定義とは?

国立感染症研究所では新型コロナウイルスの濃厚接触者を以下の様な状況下に当たる人と定義されています。

勿論これに該当していないからといって絶対に感染しないと言い切れる訳ではありません。

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緊急事態宣言下での草野球の試合実施について

野球の試合当日の感染リスクについて考えてみました。

試合前(練習)

濃厚接触の定義に当てはまる状況になることはないので問題なし。

夏季の熱中症の危険がある場合を除きマスクを着用して練習すれば更に良い。

試合中(グランド内)

濃厚接触の定義に当てはまる状況になることはないので問題なし。

屋外スポーツですし、守備側は距離もしっかりと取れているので大丈夫でしょう。

バッターボックス付近が打者、捕手、審判の3名が比較的近い距離に居るのが最大のリスクと言えると思います。

ヒロ吉
ヒロ吉

特に捕手と審判は15分以上近くに居ることになる可能性がありますね。

試合中(ベンチ内)

ここが最も心配な場所と言えるでしょう。

立派な球場だと十分な距離を取る事が出来る場合がありますが、草野球で使用する野球場・グランドは長椅子を数個並べたような所も少なくないはず。

その辺りを考慮されてのことか、試合中でもベンチ内ではマスク着用を義務付けている団体も多いと思いますが、実態はマスクを外している人もチラホラ見かけます。

大きな声を出す事も多い事からマスク着用は、やはりチーム内でも徹底すべきだと思います。

草野球チームでクラスターが発生したとなると、各団体は対策を講じなければならなくなり、益々野球の機会が失われることになりかねません。

ヒロ吉
ヒロ吉

みなさん一人一人の心掛けが大切ですね。

試合後

解散してそのまま皆が帰宅すれば問題なし。

しかし、少なからず振り返りと称して昼食やお茶しに行くこともあるはず。

緊急事態宣言の意味を考えると試合後のこうした会合の機会を減らす事を目的としているので、試合後は会合は控えて速やかに帰宅するのが良いでしょう。

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まとめ

感染リスクを出来るだけ抑えるという観点では、草野球も大勢の人が一つの場所に集まって行うスポーツですので、絶対に安心とは言い切れません。

緊急事態宣言は特定の期限が設けられて発令されます。(状況に寄っては延期等されることもありますが・・・)

草野球は娯楽の一つということもありますので、少しでも感染リスクがあるのであれば、せめて緊急事態宣言期間中は活動自粛するのが良いと個人的には思います。

もし自分が感染したら、もし自分が大切な人(家族、友人、恋人)に移してしまったら、そしてその人の笑顔が見れなくなってしまったら。

自分は勿論のこと、周りの人を守るという意識でこの難局を乗り越えましょう。

以上

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