はじめに
脚力に自信のあるプレイヤーにとっても思わず心踊る、生涯一度は達成してみたいと憧れる“パーフェクトスチール”について、じっくりその魅力や条件を解説します。イニング中の二盗・三盗・本盗を一度の出塁で成功させるという夢のようなプレーは、なかなかお目にかかれません。でも、どんな場面で狙えるのでしょう? この記事を読めば、あなたも次の試合でトライできるかもしれません!
パーフェクトスチールとは?
パーフェクトスチール(英語では「cycle steal」や「base steal sweeping」)は、1度の出塁で二盗・三盗・本盗を連続して成功させて得点する走塁技術です 。
日本プロ野球(NPB)では“パーフェクトスチール”や“サイクルスチール”と呼ばれ、歴史上17人が達成。最新は2020年11月5日、ヤクルト村上宗隆選手が甲子園で成功させました。
NPBで成功した選手紹介 🏆
● 島田誠(日本ハム/1979年6月5日)
1979年、対西武戦(後楽園)で「二盗→三盗→本盗」を完璧に決めた走塁の名手 。
小柄ながら積極的かつ俊敏な走塁スタイルで知られ、「パーフェクトスチールの元祖」として現在も語り草です。
● 村上宗隆(ヤクルト/2020年11月5日)
2020年の阪神戦、2回2死、右前打で出塁した村上は続く宮本への初球で二盗に成功。さらに一、二塁から西浦への2球目、重盗で三塁へ。まだ止まらない。さらには二塁走者・宮本へのけん制の間に本塁まで陥れた。
本盗はけん制を利用した走塁でありながらも、記録上は正真正銘の成功。NPB史上17人目、41年ぶりの快挙でした。
動画で振り返る村上選手のプレー
以下の映像では、村上選手のパーフェクトスチール本盗の瞬間をスロー映像で確認できます:
- 東京ヤクルト 村上宗隆『パーフェクトスチール完成!…』動画はこちら
動画でリード、走り出し、本盗のタイミングすべてチェックできるので、草野球でも活かせますよ!
まとめ
- パーフェクトスチールは、1出塁での二盗、三盗、本盗を連続成功させる走塁技術。
- 日本球界では過去17人が達成。特に**島田誠選手(1979年)と村上宗隆選手(2020年)**が有名。
- 成功にはリード・スタート・脚力・チーム連携などの要素が重なる。
- 草野球でも練習次第では狙えるプレーなので、ぜひトライしてみてください!
パーフェクトスチールは特別な瞬間であり、極限まで走塁に磨きをかけた証。草野球でも『次の試合で自分もやってやろう!』という気持ちがあれば、きっと近づけます。ぜひ仲間とも共有して、チャレンジしてみてください!
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