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二日酔いで野球の試合をする影響とは?7つの回避策と5つの厳禁事項

1.準備編
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社会人の皆さんは歓送迎会や仕事の打ち上げ、お客様とのお付き合い、部下や後輩達の慰労など何かと飲み会の機会が多いのでは無いかと思います。

時間も忘れ楽しく飲んでいる余り、深酒になってしまい翌日に二日酔いになってしまう事もあるのではないでしょうか?

二日酔いの当日に草野球の試合があった場合、満足なプレーが出来る訳もなく。。

ということで、今回は二日酔いにスポットを当てたいと思います。

二日酔いの症状と試合への影響

二日酔いの代表的な症状は以下の様なものです。

・頭痛
・吐き気
・全身の怠さ(だるさ)

二日酔いの症状がある状態で野球の試合に出場することになった場合、どの様な悪影響があるのか考えてみました。

判断力の低下

飲酒運転が禁止されている理由にこの判断力の低下が挙げられています。

野球の試合中は様々な状況に対応する為、攻守において多くの判断をしなければなりません。

例えベストな状態であっても全て正しい判断を下すことは困難であり、増して二日酔いの状態ではまともに集中力を保つ事すら難しいです。

従って、一つ一つの判断を誤る可能性が高くなります。

判断を間違えるということは、それがミスに直結するということです。
その状態で試合に出ること自体、チームにとってマイナス要素となると言えるのではないでしょうか。

パフォーマンスの低下

頭痛、吐き気、倦怠感がある状態で普段通りのパフォーマンスを望むことが出来ないことは言うまでもありません。
判断力の低下とも合わせて走攻守の全てにおいてパフォーマンスが低下することになるでしょう。

走・・・普段通りのスピードで走れない、思い切ったスタートが切れない
攻・・・スイングスピードが鈍る、パワーが落ちる
守・・・守備範囲が狭くなる、送球が不安定となる

怪我のリスクアップ

普段通りのパフォーマンスが発揮できないが、脳は普段と同じパフォーマンスを求める為、頭と身体の乖離から転倒による骨折や足首の捻挫、肉離れや最悪の場合、アキレス腱断裂など野球生命にも影響する怪我に繋がるリスクが高くなります。

また、体調が悪いと試合前の準備も手を抜きがちになるので、準備不足からくる怪我のリスクも考えられます。

チームメンバーからの不信感

当然ながら野球に真摯に向き合っているメンバーからすると、試合に二日酔いで来るメンバーがいたらどう思うでしょうか?

どんなにいい人でもそれを良く思う人は殆どいないと思います。
そういったことが何度も続くと、やがてそれが不信感に変わり、息の合ったチームプレーが出来なくなる可能性があります。

私がまだ20代の時の経験ですが、
やはり若さ故に前日に飲み過ぎて参加するメンバーがいたのですが、飲み過ぎた時は遅刻の常習でもあり、十分な準備もせず試合に臨んだ結果、エラーを連発したということが少なからずありました。

気心知れる仲間なのであまり悪くは思いたくはないですが、やはりエラーされると二日酔いが原因ではないかもしれませんが、どうしても二日酔いせいだと思ってしまいます。

結果、飲み会含めた野球を楽しみたいメンバーともっと軟式野球を突き詰めたいメンバーとに分裂することになりました。

私自身の過去の経験から飲み過ぎに対する思い入れが人よりも強いのかもしれませんが。

二日酔いの回避策

では、翌日に試合を控えている状況で飲みの席に立ち会わなければならない場合、どのようにすれば二日酔いを避けることができるのでしょうか?

時と場合によるかもしれませんが、その場その場の状況に応じて最善の方法を取って頂ければ良いかと思います。

飲まない・飲み過ぎない

その場の状況で中々飲めないとは言えない場合もあるかもしれませんが、勇気を持って今日は飲まないと言えればベストです。

また、飲まないとまで言わなくても、最初の乾杯程度に留めるなど深酒にならないよう気を付ければよいと思います。(お酒が好きな人にとっては酷な話かもしれませんが)

出来るだけ食べ物をお腹に入れる

胃に何もない状態でアルコールを飲むとどうしても体に吸収されやい為、先に食べ物を胃や腸に入れておくことでアルコールの吸収速度が抑えられるそうです。

その結果、悪酔いを抑制する効果があるとのこと。
最初の乾杯が終わったら、その後お酒だけを飲むのではなく料理も楽しみましょう。

チェイサー

アルコールによる脱水症状を和らげる効果があるそうです。
水分補給と合わせて失われた水分を体内に戻すことが重要です。

体内のアルコール濃度を薄め、体に吸収される速度を落とすことが出来る為、深酒を抑制できます。

お酒とお水を交互に飲むのがベストな飲み方です。
お酒1杯に対してお水も1杯飲むと良いでしょう。

ウコン・オルニチンの摂取

民間療法としてウコンやシジミなどが二日酔いに効くと言われていますが医学的根拠はないそうです。

しかし、医学的根拠のない民間療法でも後にその効果が実証されることは珍しくなく、気休め程度であっても試す価値はあるかと思います。

私の経験上もドリング剤を飲んだ翌日はスッキリしていることが多いです。

ドラッグストアやコンビニでもドリンク剤や錠剤で購入することが出来ますので気軽に摂取可能です。

水分補給(経口補水液、スポーツドリンク)

アルコールには利尿作用がある為、体の水分を体外に排出しようとします。
更にアルコールを分解する際に水分が消費されます。
この2つの作用により体内の水分量が不足し脱水状態に陥る為です。

この失われた水分を補給する必要があります。
脱水状態で野球の試合をすることは大変危険ですので、就寝前や起床後には必ず水分補給をお忘れなく。

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胃腸薬・頭痛薬

残念ながら試合当日に二日酔いの症状が出た場合の対処方法として、各症状を抑える為に市販の薬を使うのも効果的です。

吐き気や胸やけ、胃もたれがある場合は胃腸薬、頭痛がある場合は頭痛薬など各症状に直接作用する薬を服用しましょう。

草野球されている皆さんの中には体育会系で育った方もたくさんいると思います。

多少の二日酔いくらいは”根性”・”我慢”で乗り切れるから大丈夫。とは思わず、薬の力を積極的に取り入れればよいと思います。

根性論よりもパフォーマンスを如何に高めるかが優先です。

絶対にやってはいけない事

試合当日に二日酔いになってしまった場合、絶対にやってはいけないことを纏めました。
中には命に関わることもありますので注意が必要です。

<二日酔いで絶対にやってはいけない事>
1.激しい運動
2.入浴・サウナ
3.車の運転
4.カフェインの過剰摂取
5.迎え酒
1~2はアルコール摂取による脱水状態から更に水分を排出してしまい、体内のアルコール濃度を高めるだけでなく脱水症状を促進してしまうことになる為、大変危険です。
特にサウナはアルコールが抜けると思いがちですが逆に水分が失われて症状の悪化を招きかねません。更に心臓にも負担が掛かり、最悪の場合は命の危険があります。
野球の練習や試合では大量の汗をかきますので、二日酔い状態で野球をすることは絶対に避けましょう。

3は完全にアルコールが抜けていない状態ですので、酒気帯び運転や飲酒運転をしていることと同じです。著しく判断能力が落ちる為、車の運転は大きな事故に繋がる大変危険な行為であること(自分の命だけでなく人の命も奪いかねない)を十分に認識しましょう。
野球場には車で向かう方が多いと思いますが、例え試合当日でも車で野球場に向かうことは絶対に控えましょう。自分や他人の命より大切なものはありませんので。

4も基本的には1~2と同じです。
カフェインは利尿作用がある為、過剰に摂取すると体内の水分が排出されるので脱水症状を促進することになります。

5は都市伝説的に効果があると言われていますが、全くの逆です。
アルコール摂取によって感覚が麻痺するので症状が和らいだかのように思いがちですが、更にアルコールを取っている為、症状の悪化に繋がりかねません。
そもそも試合当日に迎え酒を飲み、試合に臨もうということ自体もっての外です。

まとめ

試合前日に飲み会がある場合、二日酔いにならないようにするにはやはりアルコールの摂取量を出来る限り少なくすることが最も重要です。

そもそも日本人は欧米人よりアルコールを分解する機能が劣っている為、二日酔いになりやすいそうです。

それでもやはり飲んでしまう方は、試合に出かけるまでの時間を逆算し8~10時間前にはアルコールの摂取を止めるようにしましょう。アルコールが分解されるまでには、それくらいの時間が必要だと言われています。(2合程度の飲酒⇒6~7時間、3合程度の飲酒⇒9~10時間)

 

二日酔いにならない為の回避策
<飲酒中>

1.飲まない・飲み過ぎない
2.出来るだけ先に食べ物をお腹に入れる
3.チェイサー(お酒1杯に対して水1杯が目安)
<飲酒後>
4.ウコン・オルニチンの摂取
5.水分補給(スポーツドリング、経口補水液がお勧め)
<試合当日>
6.水分補給(スポーツドリング、経口補水液がお勧め)
7.胃腸薬・頭痛薬
お付き合いでお酒を嗜む(たしなむ)ことは非常に良いことだと思いますが、節度を守り楽しむことが重要ですね。

以上

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