草野球選手における一塁ヘッドスライディングの是非について

2.走塁編
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高校野球でよく見かける一塁ベースへのヘッドスライディングについて考えてみました。

ここでは草野球でプレーしている方(全国大会を目指すようなチームを除く)を対象として意見として述べさせて頂きます。

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ヘッドスライディングは早いのか?

そもそも一塁ヘッドスライディングは、一塁ベースを走り抜けるよりも早いのでしょうか?

ヒロ吉
ヒロ吉

見た目はヘッドスライディングの方が早そうに見えますよね☝️

これまでの一般常識として、バッターランナーが一塁に到達するまでの時間は、ヘッドスライディングよりも走り抜けた方が早いとされていました。

しかし近年行われたある研究では、ヘッドスライディングの方が走り抜けるよりも僅かに早く一塁まで到達するという分析結果が公表されたようです。

距離にして僅か30〜40cmだそうです。

ヘッドスライディングが早いことを実証する記事がYahooニュースで出ていましたので、参考までにご覧ください。

野球の定説を覆す衝撃――実は“ヘッスラ”のほうが早い!で元阪神・亀山がさらに驚きの「でもやらないほうがいい」 (2018年4月7日) - エキサイトニュース
実はヘッドスライディングのほうが早いーー衝撃の新説の登場だ。少年野球からプロまで、「一塁には滑り込むより駆け抜けたほうが早い」が長年の定説。高校球児が一塁に懸命に滑り込む定番のシーンも「気持ちの表れ」...

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一塁ヘッドスライディングをすべきか否か?

ヘッドスライディングの方が走り抜けるより早いという事がわかりました。

では皆さん
一塁へのヘッドスライディングをどんどんしましょう!

と結論付けてよいのでしょうか?

草野球においては可能な限り一塁へのヘッドスライディングは避けるべき

というのが私の意見です。

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ヘッドスライディングを避けるべき理由

では、なぜヘッドスライディングは避けるべきなのでしょうか?

冒頭でも述べましたが、ヘッドスライディングは怪我のリスクが高い為です。

当然ながら野球をする限り怪我はつきものですが、敢えて危険を冒すことはありません。(野球に限らずスポーツ全般的に怪我はつきものです)

怪我も顧みずに本気で野球に向き合っている方もいるかもしれませんが、大抵の人は野球というスポーツを楽しむ事を目的としているはずです。

プロ野球選手や社会人野球選手とは異なり日々身体を鍛えている人でない限り、怪我のリスクも高くなると思います。

ましてやプロ野球選手でも怪我をすることもあるのですから。

ヘッドスライディング自体を全否定する訳ではないですが、野球を長く楽しみたい人にとっては、やはりリスクは避けた方が良い

というのが私の考えです。

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こんな経験はないですか?

あなた自身がチームの中心選手であったりしませんか?

怪我が原因でメンバーが9人に満たず、試合すら出来ず棄権する羽目になったりしたことはないですか?

9人ギリギリで試合に臨んだが試合中に怪我で途中退場を余儀なくされ、没収試合になったりする事は無かったですか?

そうならない為にも、とっさのヘッドスライディングは極力避けるよう頭の片隅に置いてもらえると幸いです。

参考までに守備のダイビングキャッチも同様です。

草野球における外野手のダイビングキャッチのリスクとは?
ダイビングキャッチする為のコツではなく、草野球の外野手に限定したダイビングキャッチのリスクについてご紹介します。

高校野球選手が見せるヘッドスライディングは、そのようなリスクを顧みず、その一瞬に全てを賭けようとするものです。

一塁ランナーが牽制球で帰塁する場合は、今回述べた限りではありませんのでご留意下さい。
ヒロ吉
ヒロ吉

ランナー帰塁時のヘッドスライディングは推奨派です。

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まとめ

休日に野球を楽しむ事が目的の草野球においては、怪我を回避する為に一塁へのヘッドスライディングは極力さけるべきだと思います。

チームに迷惑を掛けないよう、そして何よりも自分自身が長く野球というスポーツを楽しめるように気を付けてプレーしましょう。

以上

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