PR

【必見】本塁を落とし入れる為のセカンドランナーの心得とは?

2.走塁編
この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

今回は自分がセカンドランナーとなった場合に意識している事をご紹介します。

まず認識しておかなければならないことは、自分がセカンドランナーであるということは得点圏にいるということです。
当然ながら本塁に生還する為に、やるべき全ての準備をしておく必要があります。

では自分がセカンドランナーとなった場合、どのような準備が必要か考えてみましょう。

セカンドランナーが準備すること

1.サインの確認

自分のチームの監督から出されるサインを一球毎に確認して下さい。

当然の事ですが、必ず二塁ベース上に戻ってからサインを確認すること!

2.相手外野手の守備位置の確認

一球毎に相手チームの外野手の守備位置を確認して下さい。

監督のサイン確認直後に二塁ベース上で見る事!」

ここでのポイントは、各ポジションにどのような打球が飛んだ場合に三塁を回るのかストップするかを事前に線引きしておくことが重要です。

参考までに私の判断基準は、打球がライナー性かつワンバウンドで外野手がキャッチした場合に、本塁上でクロスプレーになりそうな位置にいるかどうかを確認するようにしています。

事前にイメージしておくことによって、例えば外野にゴロで抜けた場合は迷うことなく三塁を蹴ることができます。

またライナー性の当たりであったとしても、仮に外野手が深めの守備位置を取っていた場合は予めその守備位置なら「GO」だとイメージできていれば、迷うことなく三塁を回ることができるのです。

一例をご紹介しましたが、事前に自分の中の基準を決める(線引きする)事と1つずつ経験を積み重ねることによって様々な判断基準が養われていきます。

勿論「【必見】勝敗左右する試合前の敵チーム観察ポイント」でも述べたように、相手外野手の方の強さを知っておくことも重要です。

どうしても判断に困った場合は、ランナーコーチの判断に任せちゃいましょう!

 
20180221081749d8e.jpeg 

3.第一リード

私個人的にはそれ程大きなリードをする必要はないと思っています。

相手チームのセカンド牽制で比較的素早い牽制球の場合でもスタンディングで帰塁することができる距離で十分です。

それよりも状況に応じたリードポジションの方が重要です。

基本的にはセカンドランナーのリードは二塁ベースと三塁ベースを結んだ直線状よりも外側にポジションを取るようにします。これは少し外側にリードを取ることによって三塁ベースを回りやすくする為です。

三塁ベースの到達を目的(ゴール)とせずホームインをゴールにしている為、三塁ベースを回る際のスピードを少しでも確保する事を重要視しています。

しかし、無死および一死一二塁(ランナーが詰まっている状況)の場合は、三塁上でのホースアウトを防ぐ事が最優先事項となります。

そのような状況の場合は、三塁まで最短で到達する事が出来る二塁と三塁の直線状にリードを取ることが理想的です。

ちなみに二死一二塁の場合は、どこに打球が飛んでも相手守備陣は近くの塁上でのホースアウトを狙いにいく可能性が高い為、三塁到達することよりもホームインする事を優先し、外側に膨れてリードを取るようにしています。

4.第二リード

第一リードよりも重要なのが第二リードです。

ピッチャーが投球モーションに入ってから三塁ベース方向にリード幅を広げます。

このリードはバッターが打った時により三塁に近づく事と、動きの中でスタートを切るために助走することが大きな目的です。

特に後者(助走)が重要です。止まった状態でスタートするよりも動きながらスタートする方がトップスピードに到達する時間が短かくなる為です。

自転車や車を想像してみて下さい。完全に止まっている場合よりもタイヤが少しでも転がっている方が、加速し易いですよね!

注意点としては、相手キャッチャーからの牽制球で刺されない範囲内で毎球繰り返すように心掛けてください。

これも「【必見】勝敗左右する試合前の敵チーム観察ポイント」で述べたようにキャッチャーからのスローイングは頭に入れておく必要があります。

最後に

おそらく野球経験者の大半の方は無意識の内に上で述べた事を実践しているのではないでしょうか。

しかし、無意識のまま何気なく繰り返すのと一球一球次のプレーを想像し、目的意識を持って繰り返すのとでは結果が違ったものになるのではないでしょうか?

目的意識を持って出来るだけ多くのプレーをイメージし、備えることで得点に結びつく可能性が高くなると私は信じています。

以上

コメント