盗塁の成功率を上げる方法の一つはスライディングです。
あなたはどんなスライディンが良いスライディングだと思いますか?
そう言われてみると、あまりスライディングについて考えたことなかったなぁ🤔
意外とスライディングの技術って指導者から教えてもらったことがない人もたくさんいるのでは?
滑り込む方法は教えてもらったけど、良いスライディングがどんなものかって事は教わってないような😶
少年野球や学生時代に指導者から教わるのは、大抵バッティング技術や守備(捕球から送球)の技術が多く、走塁は後回しにされがちです。
中でもスライディングは一番優先度が低いのではないかと思います。
スライディングまでキチンと教えてもらった事のある方は、良い指導者に巡り合いラッキーだったかも知れませんね。
今回は盗塁を成功に導くスライディングについてお伝えしたいと思います。
なぜスライディングが大事なのか?
スピードを落とさない
当たり前の事ですが、スライディングのスピードが速いか遅いかで、間一髪のタイミングの結果が変わってきます。
その為にも減速しないスライディング技術が重要です。
また、審判への印象も違ってくるはず。
スライディングが苦手で減速するようであれば、ホントはセーフだとしてもアウトと判定される事も!
オーバーランしない
走塁のスピードを極力緩める事なくベースタッチし、そのままオーバーランしてしまう事を防げます。
スライディングせずにオーバーランしないようにする為には、ベース手前で減速しなければなりません。
逆に減速しなければ、オーバーランは必至。
両方のデメリットを解決する方法がスライディングと言えます。
怪我をしない/させない
走塁のスピードをほぼ保ったまま塁上で相手野手と近距離でプレーが生じる為、スライディングしなければ接触してしまうリスクがあります。
当然双方が怪我に繋がる事態に発展しかねません。
相手野手もランナーはスライディングする前提でプレーしますので、ランナーがそのままぶつかって来たら恐らく避けようがないでしょう。
良いスライディングとは?
スライディングが大事な理由は理解してくれたかな?
はい。
でも良いスライディングをする為には、どうすればいいですか?
それでは元読売ジャイアンツの鈴木尚広(すずき たかひろ)選手も心掛けていた事をご紹介します。
ご紹介する方法は、「スライディングスピードを落とさない」、「少しでも早くベースタッチする」事を目的としています。
ベース近くで滑り始める
スライディングすると、どうしてもスピードが落ちてしまいます。
出来るだけ減速させない為にはスライディングの距離を短くする事が有効です。
従って、ベースのより近くで滑り始めるのが、減速を抑える最も有効な手段となります。
但し、ベースに近付き過ぎると怪我に繋がりますので、やはり練習で自分の距離感を掴んでおくのが良いでしょう。
足を蹴り出す(伸ばす)
ベースタッチする側の足を蹴り出すようなイメージでピンと伸ばすとより早くベースタッチできます。
先にも述べましたが、ベースタッチする瞬間のスピードが速いと審判に良い印象を与える事ができます。
このテクニックのお陰でアウト臭いタイミングでもセーフを勝ち取ったことが多々あります。
審判も思わずセーフと言ってしまうのでしょうか😄
まとめ
ここでは盗塁でセーフになる為のスライディングについてご紹介しました。
キーワードをおさらいします。
・足を蹴り出す(伸ばす)
スライディング技術を磨き、間一髪のタイミングでの盗塁成功率を上げるよう練習しましょう。
スライディングの優劣で大きく変わってくるはずです。
また、スライディング技術をしっかりと身につけると攻撃だけではなく、守備においても"スライディングキャッチ"に応用できたりもしますので、是非とも習得しておきたい技術です。
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以上
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