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走塁に自信ない人へ 絶対にアウトにならない一塁リードのテクニック

5.0
2.走塁編
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ヒロ吉
ヒロ吉

こんにちは。
今回は一塁ランナーのリードについてのテクニックについてご紹介します。

 

この記事が目に留まり、今まさにご覧になられているあなた!!
走塁(特に一塁ランナー)のリードにあまり自信がないのでは??

でも大丈夫です。
この記事を最後まで読んで頂き、実践すれば必ず良いリードが出来るようになります。

 

ヒロ吉
ヒロ吉

前置きはこれくらいにして

それでは早速リードの方法をご紹介しましょう。

知っておきたいリードのテクニック(1塁ランナー)

リード幅を決める方法

自分自身の
基準となるリードの幅を感覚的に持っておく事
が重要です。

では「感覚的に」ってどういうことでしょうか?

 

一塁ベースを目視せずに毎回同じ位置までリード出来ること。
と言い換えてもいいと思います。

 

では、どうやって毎回同じ位置までリードすればよいのか?

それは
一般的には一塁ベース上からの足の運び方と歩数で距離を測ることが多いです。
私の場合は以下の7歩です。

1歩目 : 右足から二塁方向へステップ
2歩目 :左足を右足前方よりクロスステップ
3歩目 :右足を左足後方より二塁方向にスライドステップ
4歩目 :左足を右足後方よりクロスステップ
5歩目 :右足を左足前方より二塁方向にスライドステップ
6歩目  :左足を右足の左足横にスライドステップ
7歩目 :右足を二塁方向にスライドステップ
ヒロ吉
ヒロ吉

以下の動画の中で足の運び方について説明があります。

ご参考に!!

この方法で取ったリードの距離を基準として、牽制球が上手な投手の場合は少し小さ目に、牽制球があまり得意ではない投手の場合は少し大き目にするなどリード幅を微調整するのが望ましいです。

左投手の場合、素早い牽制球が来る事が少ない為、大き目にリードする事が多いです。

 

応用編として、
盗塁のサインが出ていない時は帰塁する事だけに集中し、敢えて大き目にリードする事で相手投手にプレッシャーを与えることもあります。

良いリードが出来るようになれば、相手バッテリーは少なからずランナーが気になります。

バッターに対する意識が少しでも薄れることにより攻撃面に良い影響を与えることがあります。
投手は直球系の球種を投げる確率が高くなるためバッターは球種を絞り易くなります。

ランナーが打者を助けるチームプレーの代表的な例です。

 

ヒロ吉
ヒロ吉

なるほど

リードが上手だと盗塁以外にも良い影響があるんですね!!

リードを取り始めるタイミング

みなさんはどんなタイミングでリードし始めているでしょうか?

投手がセットポジションに入る前? セットポジション後? それ以外のタイミング?

 

私がお勧めするのは、
投手がセットポジションに入前にリードを取り終えること
が重要だと考えます。

何故ならセットポジションに入ると投手はいつでも次の動作(投球動作や牽制球)を行う体勢が整っている為です。

 

リードの始動が遅れてしまい先にセットポジションに入られてしまうとランナーは焦りが生じ、急いでリードを取ろうとして逆を突かれて牽制死を招いたり、十分なリードを取る前に打者に投げられるとスタートが大きく遅れたりしてしまいます。

その為、なるべくリードの始動を早くし、投手が捕手のサインを見終わる前までにリードを取り終えると良いでしょう。

 

ヒロ吉
ヒロ吉

何事も早め早めの準備が必要ってことです。

但し、捕手のサインを見ているフリをして牽制球を投げてくる投手がいます。
決して投手から目を離さないことも重要です。

 

何を隠そう私が投手の時に良く使う手です(^-^)
投手が捕手のサインを見ている間は、牽制球が来ないという勝手な思い込みをしているランナーが少なくありません。

不用意に一塁ベースに背を向けてリードを取ろうとしたり、投手から目を離してしまうと、一瞬の隙を突かれることもありますのでに注意が必要です。

牽制球の上手い投手は、そういったタイミングを狙っていることをお忘れなく。

 

また、
他のブログではあまり書かれていない私の経験をご紹介します。

一度牽制球が来た場合、ファーストから投手に返球するまでの間に3歩目くらいまで一気に出る事を推奨しています。

理由は、ファーストの返球時(ファーストの手からボールが離れ投手に到達するまでの間)は100%牽制球が来ることがない為です。

ボールが誰の手の中になく空中にいるのであれば、牽制球が100%来ないのは当たり前ですよね。

早くリードを取り始める事によってランナーが気になる投手が多いです。
ファーストからの返球の間にランナーが動くのが目に入る為、気になってしまうのでしょうか。

構え方

当たり前のことかも知れませんが、
帰塁や二塁方向に最も素早くスタートし易い体勢で構える
ことが重要です。

では、具体的にはどうすればよいのでしょうか?

まず上半身は力まずに脱力する事が大切です。
右手は真下に下ろしブランブランするイメージ。
左手は左膝の上に軽く乗せる感じです。

下半身は足幅は肩幅より少し広めで膝を軽く曲げる程度にやや前傾姿勢で腰を落とします。

 

この体勢が最も静から動へと俊敏に動くことが出来ます。

上半身が突っ立っていたり、逆に腰を落とし過ぎると何が良くないのでしょうか?

全く腰を落とさない場合、
スタートを切っても上半身が起き上がっている状態となる為に加速しにくい。

逆に腰を落とし過ぎると、
下半身に力が入り過ぎてガチガチになってしまう為、瞬発的な動きが取りづらく良いスタートが切れません。

自分で最も素早くスタートを切れる体勢を練習で何パターンか試し、見つけ出してみて下さい。

リードの位置

まずはイチローの動画をご覧ください。

一塁と二塁を結ぶ一直線上が最も最短距離となるのですが、
一直線上より半歩後方(外野寄り)の位置
をお勧めします。

では、どうして最短距離上ではない方が良いのか?

理由は、
最初から最短ライン上にいる場合、二塁方向にスタートを切った時に左足の一歩目が最短ライン上より左側にズレてしまい易い為です。

だから最短ライン上より半歩後方の位置でリードし、スタートを切ると左足の一歩目で丁度最短ライン上に乗る事ができる為、結果的に最短距離で二塁に到達できるんです。

ヒロ吉
ヒロ吉

へえ~
そうなんだ!!

あとは、
半歩後方が良いか一歩後方が良いか個人差がありますので、左足の一歩目で最短ライン上に乗る位置を練習で探ってみて下さい。

帰塁

素早い牽制球が来た際には
頭から(ヘッドスライディングで)帰塁すること
が重要です。

前述した最短ライン上より後方の位置でリードしている前提においては、右手でベースタッチすることを推奨します。

理由は単純明快で、
右手の方がベースタッチし易いからです。
左周りで体を回転させながら帰塁するので、左手でベースタッチするのは逆に難しいですね。

あと、
スタンディングとヘッドスライディングを比較した場合、スタンディングの場合は仮に牽制球が多少上方向に逸れたとしてもランナーの体にタッチする事が出来る(タッチ出来る範囲が広い)のに対し、ヘッドスライディングの場合はベース付近でタッチしなければならず(タッチ出来る範囲が狭い)、ベース上にドンピシャで牽制球が来るか、逆を突かれた時以外は殆どタッチすらされないケースが多いです。

 

この事からヘッドスライディングで帰塁すれば、格段にアウトになる確率が低くなると言えるでしょう。

ヒロ吉
ヒロ吉

勝ちにこだわるチームであれば、

ここは拘りたいですね。

 

ちなみに、
素早い牽制球が来た際にスタンディングで帰塁しているランナーを多く見かけます。
スタンディングで帰塁出来るということは、リード幅が小さい証拠です。

ある意味牽制球でアウトになりようがないですが、次の塁に進塁する意識が少ない、かつ相手バッテリーにプレッシャーを掛けることが出来ない為、「勿体ないなぁ~」と感じてしまうのは私だけでしょうか。

ヘッドスライディングで帰塁する場合、ある程度のリード幅が無いと手首や肩などを挫いたり突き指するなど怪我のリスクが高くなりますので注意が必要です。

 

まとめ

如何でしたでしょうか?

普段から何気なく出来ているものもあるでしょうけど、新たな気付きもあれば幸いです。

最後に簡単に重要と思われることをまとめておきます。

・基準となるリード幅を感覚的に持っておくべし
・投手がセットポジションに入る前にリードを取り始めるべし
・最も俊敏に動ける体勢で構えるべし
・一塁と二塁を結ぶライン上よりやや後方の位置にリードすべし
・牽制球が来た場合は、ヘッドスライディングで帰塁すべし
・絶対に投手から目を離さないこと

よいリードを取ってチームに貢献しましょう。

また、
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以上

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